【業績でみる株価】日本精蝋は16年12月期の利益が計画超で17年12月期も大幅増益予想

 石油系ワックス専業メーカーである日本精蝋<5010>(東2)は16日、71円高の330円まで上げて急伸している。2月15日発表した16年12月期の利益が計画超となり、17年12月期も円安・原油高を背景に大幅増益予想である。収益改善を好感して上値を試す展開が期待される。

 16年12月期連結業績は、売上高が15年12月期比20.3%減の233億18百万円、営業利益が8億46百万円の黒字(15年12月期は6億53百万円の赤字)、経常利益が5億80百万円の黒字(同7億29百万円の赤字)、純利益が2億43百万円の黒字(同5億59百万円の赤字)だった。

 計画に対して売上高は2億11百万円下回ったが、営業利益は2億36百万円、経常利益は2億90百万円、純利益は1億93百万円、それぞれ上回った。11月以降の急激な円安による輸出ワックスの手取り額増加と為替差益発生、原油価格上昇に伴う棚卸資産評価損の減少が寄与した。

 17年12月期連結業績予想は、売上高が16年12月期比2.9%増の240億円で、営業利益が同41.8%増の12億円、経常利益が同72.1%増の10億円、純利益が同2.5倍の6億円とした。円安・原油高を背景に採算改善して大幅増益予想である。(MM)

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