新規上場の日宣は公開価格1600円を88%上回る3000円で初値つく

株式市場 IPO 鐘

■広告・セールスプロモーション事業などを展開

 16日、新規上場となった日宣<6543>(JQS・売買単位100株)は前場買い気配のまま初値がつかず、後場、12時53分に公開価格1600円を88%上回る3000円で売買が成立し初値がついた。その後3005円まで上げている。

 テレビ、ラジオ向け広告をはじめとする広告・セールスプロモーション事業などを展開し、ケーブルテレビの番組情報誌「チャンネルガイド」を発行。会社発表の2017年2月期の連結業績予想は、売上高が前期比4.1%増の45億1700万円、営業利益は同7.3%減の3億1800万円、純利益は同20.9%増の2億4100万円、1株利益は141円52銭。配当は38円の見込み。

 公開価格でのPERは11.3倍になり、比較対象銘柄としてはアサツー ディ・ケイ<9747>(東1)のPER20倍前後などが挙げられている。(HC)

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