【話題株】トヨタの15年3月期1株利益は40円増額の677円へ、今夕のNY高なら昨年高値挑戦も

トヨタ自動車 7203
話題株

トヨタ自動車<7203>(東1・売買単位100株)は、4日15時に2015年3月期・第3四半期決算を発表した。

注目の今3月期1株利益は従来予想の630.3円を677.1円(2014年3月期は575.3円)へ約40円増額した。

好調が予想されていたことやNYダウ急伸もあって朝方から高く買われ前場は202円高の7752円まであった。後場は伸び悩み前場の高値を上回ることができず終値は170円高の7720円だった。

PERは11.4倍。期末配当は未定(中間は75円)だが、業績好調から前期の年165円を上回る配当が期待されそうだ。

PER11倍をどう見るか。「もともと、同社株は低PERだったから格別驚くことではない。円安が121円を上回って125円~130円と進むかが注目だろう」(中堅証券)という。

引け後の発表だっただけに、今夕NYダウが上伸するようなら明日は昨年12月8日の高値7873円に突っかける可能性はありそうだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る