【株式市場】円高のため日経平均は一時174円安だが「大統領令」修正など好感し持ち直す

株式

◆日経平均の前引けは1万9237円27銭(110円26銭安)、TOPIXは1543.77ポイント(7.30ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億70万株

チャート5 17日(金)前場の東京株式市場は、円相場が再び海外市場から円高気味になったため、日経平均は9時30分を過ぎて174円00銭安(1万9173円53銭1ドル)まで下押す場面があった。その後は、米トランプ大統領が特定国からの入国を禁止した大統領令を修正と伝えられ、日本郵船<9101>(東1)日本航空<9201>(東1)などが上昇。日経平均も持ち直して前引けは110円26銭安(1万9237円27銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 兼松サステック(旧・兼松日産農林)<7961>(東1)が好業績などを要因に大幅続伸の高値更新となり、北日本紡績<3409>(東2)は業績の大幅回復見通しや株価100円ソコソコの低位株妙味が言われて急伸。アンジェスMG<4563>(東マ)は引き続き高血圧DNAワクチンの日米での特許確立などが材料視されて続伸。久世<2708>(JQS)は第3四半期の大幅増益や自社株買いが好感されて高値を更新。

 東証1部の出来高概算は10億70万株、売買代金は9117億円。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は777銘柄、値下がり銘柄数は1036銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る