【株式市場】海外情勢に不透明感あり日経平均は2日続落だが好業績株などは強い

株式

◆日経平均の終値は1万9234円62銭(112円91銭安)、TOPIXは1544.54ポイント(1.30ポイント安)、出来高概算(東証1部)は20億2929万株

チャート5 17日後場の東京株式市場は、金正男氏の事件を巡る情勢やパレスチナに対する米国の姿勢などが流動的で、土・日のあいだに突発的な展開もあり得るため、様子見に転じる姿勢があり、日経平均は140円安から90円安(1万9200円から1万9250円)前後の間で大引けまで弱もみ合いを続け、2日続落となった。東証マザーズ指数は軟調に転じたが、東証2部指数、日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、セイコーホールディングス<8050>(東1)オープンハウス<3288>(東1)が大手証券による目標株価を機に四半期業績を見直す動きとされて一段と出直りを強め、あじかん<2907>(東2)は好業績を背景に連日の上場来高値。MRT<6034>(東マ)は四半期業績の進ちょく率などが言われて一段ジり高。2月10日上場の安江工務店<1439>(JQS)は上場後の下値が固いと再注目されて高値を更新。

 東証1部の出来高概算は20億2929万株(前引けは10億70万株)、売買代金は2兆122億円(同9117億円)。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は887(777)銘柄、値下がり銘柄数は963(1036)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、食料品、ゴム製品、水産・農林、サービス、その他製品、空運、その他金融、精密機器、などだった。(HC)

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