【材料で見る株価】ハピネス・アンド・デイは17年8月期第2四半期累計業績予想の増額修正を好感してストップ高

 ハピネス・アンド・デイ<3174>(JQ)は20日、150円高(21.04%高)の863円とストップ高となっている。宝飾・時計・バッグ・雑貨などのセレクトショップを全国のSC内で展開している。2月17日、17年8月期第2四半期累計の非連結業績予想の増額修正を発表した。通期予想上振れに対する期待も高まる。

 17年8月期第2四半期累計(9~2月)の非連結業績予想について、売上高を4億05百万円増額して前年同期比9.5%増の100億42百万円、営業利益を1億24百万円増額して同66.1%増の3億92百万円、経常利益を1億30百万円増額して同73.5%増の3億80百万円、純利益を37百万円増額して同2.2倍の1億90百万円とした。

 年末年始商戦が好調に推移して売上高が計画を上回った。増収効果に加えて、既存店の改装や好区画への移転を進め、前期末における不採算店の閉店・減損処理なども寄与して販管費や特別損失が縮減し、利益も計画を大幅に上回ったようだ。

 通期の非連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比4.7%増の178億37百万円、営業利益が同53.6%増の2億32百万円、経常利益が同66.9%増の1億97百万円、純利益が77百万円(前期は2億14百万円の赤字)としている。

 クリスマス・年末年始商戦などで第2四半期(12~2月)の構成比が高い季節要因があるが、第2四半期累計が計画を大幅に上回ったことで通期予想にも上振れ期待が高まる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る