東京汽船が3日続けて昨年来の高値、第3四半期までの進ちょく率など注目される

株式市場 銘柄

■PER8倍台、PBRは0.4倍台のため評価不足との見方も

 東京汽船<9193>(東2)は24日、取引開始後に759円(15円高)をつけて昨年来の高値を3日連続更新した。2月10日に発表した第3四半期決算(2016年4~12月)は各利益とも減益だったが、3月通期の予想は据え置き、営業利益が第3四半期までで通期予想の87%に達し、経常利益は同じく91%を確保したことなどを評価する様子がある。

 株価水準はPER8倍台、PBRは0.4倍台。PBRの低さについては、資産を有効に活用しきれていない証拠との見方があるが、一方、株価は1株純資産の4割程度ということになるため評価不足との見方もあり、注目度は低くないようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る