上場2日目のレノバは連日ストップ高、PER比較し割安感が

株式市場 銘柄

■再生可能エネルギー事業を行ない大幅増益の見込み

 上場2日目のレノバ<9519>(東マ・売買単位100株)は24日、朝方にストップ高の1725円(300円高)まで上げて10時現在は買い気配。上昇初日に続き連日ストップ高となった。大規模太陽光発電やバイオマス発電などの再生可能エネルギー開発、運営などを行い、大幅増益の見込みでありながらPERの低さなどが注目されている。公開価格は750円、初値は1125円だった。

 会社発表の今期・2017年5月期の連結業績見通しは、売上高をプラスチックリサイクル事業の売却にともない前期比4.5%減の81億6900万円とするが、営業利益は同29.7%増の27億3100万円、純利益は同6倍の17億5500万円、1株利益は99円09銭。

 ストップ高でのPERは17.4倍になるが、たとえばJーPOWER(電源開発、9513)はPER13倍前後、省電舎(1711)はPER40倍台、エナリス(6079)はPER58倍前後のため、PERでは割安になる。(HC)

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