【銘柄フラッシュ】GNIグループなど急伸し森永(製菓、乳業)は活況高だが伸び切れず

銘柄

 24日は、森永製菓<2201>(東1)森永乳業<2264>(東1)の経営統合の観測が日本経済新聞の24日付朝刊で伝えられ、森永製菓は朝方9.1%高の5150円まで急伸したが大引けは3.4%高の4880円。また、森永乳業も朝方に17.8%高の898円まで急伸したが大引けは13.4%高。「因数分解」して森永(製菓、乳業)って書いたら?とのご指摘もあるが、ともに、本日のところは伸び切れなかった。

 日本金属<5491>(東1)は正午に第3四半期決算と通期見通しの増額修正、復配を発表したため後場後場急伸して一時16.6%高となり大引けは9.7%高。オハラ<5218>(東1)はスマートフォンの画面保護剤などが言われて後場次第高となり9.9%高。LINE<3938>(東1)はグループ内でカメラアプリケーション事業を統合との発表が好感されて一段ジリ高の8.5%高。新田ゼラチン<4977>(東1)はコラーゲンペプチドによる脳機能改善に関する発表が注目されて昨年来の高値を更新し4.6%高。

 イフジ産業<2924>(東2)は23日に3月2日の倍場から東証1部に昇格と発表されストップ高の16.9%高。三谷商事<8066>(東2)は2月初に石油製品価格の上昇などを要因に業績予想を増額修正したため原油の一段高が注目された上、北陸電力<9505>(東1)グループが40年ぶりに水力発電所を建設と伝えられて高値更新の5.1%高。

 GNIグループ<2160>(東マ)は肺線維症に関する治療薬が中国当局の医薬目録などに収載されたと伝わりストップ高の24.1%高。上場2日目のレノバ<9519>(東マ)はPER割安感などが言われて連日ストップ高の21.1%高。

 同じく上場2日目となったユナイテッド&コレクティブ<3557>(東マ)は9時38分に公開価格1620円の2.8倍の4500円で初めて売買が成立し、大引けはストップ高の5200円。

 デジタルデザイン<4712>(JQG)は1月決算の増益幅拡大期待などが言われて急伸し18.7%高。大谷工業<5939>(JQS)は北陸電力向けが多く、同電力系グループが40年ぶりに水力発電所を建設と伝えられて急伸し12.9%高。富士ソフトサービスビューロ<6188>(JQS)は公共機関からの業務受託が一段と拡大の期待などが言われて6.6%高となり年初来の高値を更新した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る