ティーライフが上場来の高値、業績見通しを大きく増額

株式市場 銘柄

■配送方法の効率化による荷造運賃の減少などが寄与

 健康茶ネット販売などのティーライフ<3172>(東1)は27日の後場も上場来の高値を更新したまま強い相場を続け、14時20分にかけては7%高の1575円(102円高)前後で推移。前売買日の24日に第2四半期の連結経常利益の予想(2016年8月~17年1月累計)を従来予想より52%引き上げるなど、各利益の見通しを大きく増額修正したことが好感されている。

 第2四半期の累計業績については、配送方法の効率化による荷造運賃の減少などにより販売費や一般管理費が計画を下回ったほか、為替レートの円安推移も寄与し、営業利益の見通しは従来予想を25%増額し、純利益は同じく46%増額した。

 株価は朝方の1684円(211円高)を上値に伸び切れないが、2012年3月に上場して以来の高値を約4ヵ月ぶりに更新したため、荷もたれ感が払拭されて上値を追いやすくなったとの見方が出ている。(HC)

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