京写が下値をセリ上げ3週間ぶりに350円台を回復

株式市場 銘柄

■「夏以降かなり復調し3Qだけみれば過去最高に近い出来になった」と会社側

 プリント配線板の世界的大手・京写(きょうしゃ)<6837>(JQS)は28日、351円(6円高)をつけて約3週間ぶりに350円台を回復し、年初来の高値353円(月31日)に迫っている。直近発表の会社ニュースは見当たらないが、1月下旬に発表した第3四半期決算が堅調だったため、あらためて評価し直す動きが再燃したとの見方が出ている。

 第3四半期の連結決算(2016年4~12月)は、純利益が前年同期の特別利益の反動で減益となったものの、営業利益は前年同期比4%増加し、経常利益は同じく7%増加。「上期は思わしくなかったが、夏以降は海外での受注改善効果などによりかなり復調し、3Qだけ(10~12月)をみれば過去最高に近い出来になった」(会社側)という。

 車載関連機器向けの拡大が続き、IoT(身の回りの機器のインターネット化)向けが立ち上がりを見せ、映像機器関連向けは上向いてきたとし、3月通期の業績見通しは据え置き、営業利益を前期比45%増の7.5億円、純利益は同5.6%増の5.0億円、1株利益は34円89銭とした。株価PERは10倍前後のため、類似業態のキョウデン<6881>(東2)などとほとんど同水準。もみ合いの下値が次第にセリ上がる展開のためテクニカル妙味では有利との見方が出ている。(HC)

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