メディカル・データ・ビジョンが出直り強める、大規模診療データベース拡大

株式市場 銘柄

■2月末現在で国民8人に一人に相当する1785万人になったと発表

 医療情報システムやデータ関連サービスのメディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)は3月1日、出直リを強める始まりとなり、9時30分にかけて2911円(120円高)まで上げている。1日付で、保有する大規模診療データベースが2月末現在で1785万人になったと発表し、改めて注目されている。国民8人に一人に相当する規模に拡大した形だ。

 同社は、個人からの同意や病院の許諾を得た医療関連情報をビッグデータ化し、医療のIT化や新薬開発などに役立てており、保有する大規模診療データベースは2015年12月末の1265万人から16年12月末には1723万人へと拡大を続けている。

 今期・17年12月期の連結業績見通しは、売上高を前期比37%増、純利益を同75%増などとし、連続で最高益を更新する見込み。昨年度までの投資優先の期間から「投資回収の準備完了年」と位置づけている。

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