ジャパンシステムは2日連続ストップ高、この1年間で115団体が採用との発表など好感
- 2017/3/3 10:29
- 株式投資ニュース
■自治体情報システム強靭性向上セキュリティソリューションが好調
自治体クラウドシステムなどのジャパンシステム<9758>(JQS)は3日、買い気配のまま2日連続ストップ高の565円(80円高)に達し、10時30分にかけて、まだ売買が成立していない。2日、「2016年の一年で、自治体情報システム強靭性向上セキュリティソリューションを115団体に採用いただきました」と発表。件数のすごさなどが注目されている。2日連続ストップ高だが、1年近く続く底練り型の小動き相場を抜け出したばかりのため、相場としては初動にすぎないとの見方がある。
発表によると、公的機関などの情報流出問題、マイナンバーの本格運用などを受け、総務省は2015年11月、全国の自治体向けに情報セキュリティの抜本的な対策として、自治体情報システム強靭性向上モデルへの対応を要請した。こうした中で、同社の自社開発である二要素認証セキュリティソリューション「ARCACLAVIS Ways」は、特に「顔認証」において他社との差別化・機能拡充を図り、2016年の一年間で新規60団体以上へ採用されたという。(HC)