ティーライフが上場来の高値を更新、業績予想の増額など連日好感

株式市場 銘柄

■通期予想は据え置いたが最高益の見込みで株価はPER割安

 健康茶・健康食品などのティーライフ<3172>(東1)は3日、続伸基調となって1700円(70円高)をつけ、2012年3月に株式を上場して以来の高値を更新した。

 2月24日に2017年7月期・第2四半期の連結業績予想(16年8月~17年1月累計)のうち各利益の見通しを増額修正し、経常利益は従来予想を52%引き上げて2億8800万円の見込み(前年同期比では47.7%の増加)などとしたため、あらためて注目し直されている。配送方法の効率化などにより、販売費や一般管理費が予想を下回ったとした。

 7月通期の業績見通しは変更しなかったが、最高益を更新する見込み。経常利益は前期比41.7%の増加、純利益は同44.1%の増加、予想1株利益は114円14銭。株価が1700円でのPERは14倍台になり、東証1部銘柄の平均PER17倍台に比べて割安になる。(HC)

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