【銘柄フラッシュ】Jエスコムなど急伸しJR九州は上場JR銘柄の中で独歩高
- 2017/3/6 17:49
- 株式投資ニュース
6日は、JR九州(九州旅客鉄道)<9142>(東1)が大引けは0.8%高だが上場来の高値を連日更新し、2月1日から下げた日が2日しかなく1ヵ月以上の連騰となった。他の上場JR銘柄が重い中で、収益に占める鉄道以外の事業の割合が高いこと、高級周遊列車「ななつ星」の人気などが材料視されて先頭を走る形になった。
北の達人コーポレーション<2930>(東1)は2月決算が好調との予想などが言われてストップ高の15.9%高となり東証1部の値上がり率1位。オルトプラス<3672>(東1)は6日付でカドカワ<9468>(東1)のKADOKAWAと共同開発中の新作タイトルのカウントダウンティザーサイトを公開と発表し後場いきなり買い気配のままストップ高の15.8%高を続け大引けに売買が成立し東証1部の値上がり率2位。アルファコーポレーション<3434>(東1)はICカードと暗証番号による玄関錠システムが大手商社系不動産の学生用マンションに採用と発表され急伸し13.5%高となり同じく3位。
コロプラ<3668>(東1)は大ヒット作の『黒猫のウィズ』が3月5日(日)に配信開始から4周年を迎えることなどが言われて7.6%高となり戻り高値。JPホールディングス<2749>(東1)は政府が6月にも待機児童対策の新プランと伝えられて6.4%高となり年初来の高値。
東京コスモス電機<6772>(東2)は東証と日証金による信用取引規制が6日売買分から解除とあって出直りを強め12.8%高。フマキラー<4998>(東2)は花粉症関連製品が好調との見方があり高値更新4.7%高。
ITbook<3742>(東マ)は自治体の情報システム強靭性向上策に期待とされてストップ高の18.9%高。チェンジ<3962>(東マ)は米アマゾン・ドット・コムの音声応答機能「アレクサ」に対応するアプリ開発などが好感されてストップ高の14.1%高。
みんなのウェディング<3685>(東マ)は大株主でもある穐田誉輝(あきたよしてる)氏が同じく大株主で元社長だったクックパッド<2193>(東1)の取締役を退任と4日付の日本経済新聞で伝えられ、同じく大株主のオウチーノ<6084>(東マ)は2月28日付で同氏を新任取締役に選出と発表しているため、思惑が再び錯綜とされて11.6%高の高値更新。日本スキー場開発<6040>(東マ)は3日発表の四半期決算が好調で5.4%高。
Jエスコム<3779>(JQS)は引き続き100%子会社による新事業に期待が強く2日連続ストップ高の41.7%高。ジャパンシステム<9758>(JQS)は引き続きセキュリティソリューションを1年間に115団体から採用されたとの発表が材料視されて3日連続ストップ高の17.7%高となった。セグエグループ<3968>(JQS)は業績好調でセキュリティショー2017にも期待とされて6.8%高となり上場来の高値に進んだ。