JPホールディングスは連日高値、待機児童の解消に向けた新プランなど材料視

株式市場 銘柄

■保育士不足などは社会的なニュースでもあり業績動向については理解進む

 保育園運営の最大手・JPホールディングス<2749>(東1)は10日の後場一段強含んで314円(11円高)をつけ、5日続けて年初来の高値を更新。3月に入ってからは安い日が一日しかない連騰相場となっている。引き続き、安倍首相が3月4日に待機児童の解消に向けた新プランを6月中にも策定する方針を表明したと伝えられたことなどが材料視されている。

 今期・2017年3月期の業績見通しは、保育士不足や人件費の高騰などが影響して2月初に減額修正したが、株価はこれを発表する前日の水準(2月1日の終値261円)をアッサリ上回った。保育士不足などは社会的なニュースでもあり、当面の業績動向については市場関係者でなくともかなり理解が進んでいるようだ。(HC)

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