ネクステージは株主不足で東証2部猶予だがテクニカル的には妙味圏に

株式市場 銘柄

■連続最高益の見込みで猶予期間入り解除の期待が強い様子

 中古車流通などのネクステージ<3186>(東1)は13日の後場、7%安の2772円(222円安)で始まり、前場に続いて軟調続落となっている。10日の取引終了後、株主数の関係で東証2部への指定替え猶予期間入りになったと発表し、手控える雰囲気が広がっている。

 東証の上場規定に基づき、2017年11月30日までの間に、基準日などの時点で株主数が2000人を超えた場合は猶予期間入りが解除される。2016年11月期の業績は営業利益や純利益が連続で最高を更新し、今期も拡大が続く見通し。株価も1年近く右肩上がりが続き、3月7日には上場来の高値3220円をつけた。テクニカル的には、日々の株価を下支えるように上昇基調を続ける25日移動平均の水準に近づいてきたため「押し目買いゾーン」に入ってきたことになる。(HC)

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