丹青社は年初来の高値、1月決算好調で五輪に向けた需要などに期待強い
- 2017/3/13 13:50
- 株式投資ニュース
■今期予想1株利益は59円24銭
施設展示企画施工などの丹青社<9743>(東1)は13日、12%高の905円(96円高)まで上げて年初来の高値を更新し、13時30分にかけても890円前後で強い展開が続いている。10日の取引終了後に前1月期決算を発表し、営業利益、経常利益とも前期比2割の増加となったことなどが好感されている。
今期・18年1月期の見通しは、売上高を3.7%の増加、営業利益を6.9%の増加、経常利益は4.5%の増加とし、伸び率は鈍化する見通しとしたが、予想1株利益は59円24銭。株価水準はPER15倍前後に過ぎない。政府の観光立国政策や東京オリンピック、パラリンピックに向けて「空間演出」などに対する需要の増勢を期待する投資家が少なくないようだ。(HC)