【株式市場】日経平均はわずか37円幅の小動きに終始し軟調だが材料株や好業績株が高い

株式

◆日経平均の前引けは1万9619円14銭(14円61銭安)、TOPIXは1575.06ポイント(2.34ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億1715万株

チャート5 14日(火)前場の東京株式市場は、米FOMC(連邦公開市場委員会)を14~15日に控えて円相場に不透明感が言われ、キヤノン<7751>(東1)が朝方を除いて軟調など主力株に重さがあった。日経平均は朝方の3円8銭高(1万9637円55銭)を除くと軟調に推移し、前引けは14円61銭安(1万9619円14銭)。高値と安値の差がわずか37円にとどまり小動きとなった。東証2部指数は高いがマザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。

 三菱重工業<7011>(東1)が造船事業の分社化を検討との報道や米国の原子力発電所に係る仲裁裁定などを材料に大きく出直り、出光興産<5019>(東1)はサウジ経済協力などが材料視されて高い。イーブックイニシアティブジャパン<3658>(東1)は四半期決算が好感されて連日急伸。クラウドワークス<3900>(東マ)は政府のフリーランス勤労者支援政策などが好感されて急伸。フォーバル・リアルストレート<9423>(JQS)は11年ぶりの復配などが好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は8億1715万株、売買代金は8266億円。1部上場2004銘柄のうち、値上がり銘柄数は821銘柄、値下がり銘柄数は976銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る