アイビーシーはネットフォースへの出資を発表

■さらなる顧客ニーズに対応した協業サービスの拡充

 アイビーシー<3920>(東1)は13日、インターネットサーバーの構築・監視・運用・保守を手掛けるネットフォース(東京都江東区、代表取締役社長:穴吹俊英)に出資すると発表した。同社の出資後の比率は20%を予定。株式引受予定日は2017年4月3日である。

 同社は創業以来、情報通信ネットワークの稼動状況や障害発生の予兆を監視する「ネットワーク性能監視ツール」の開発・販売・サポート及びコンサルティングを手掛けている。

 一方、ネットフォースはインターネットサーバー及びネットワークの構築・運用において幅広い実績を持ち、24時間365日体制で、データセンター保守サービスを提供し、累計1万台以上のサーバ運用実績がある。設立は2002年4月11日。

 今回の出資は、夜間・休日を含む情報通信ネットワークの監視ニーズが高まる中で、2015年からネットフォースの協力の下に、主力製品「System Answer G2」の保守サポートを拡大しており、今後のさらなる顧客ニーズに対応した協業サービスの拡充を見据え、一層の協力関係強化を目的として行うものであるとしている。

 なお、協業サービス拡充の具体的な領域はクラウドシステムインテグレーション及びシステム運用関連事業を予定している。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る