クラウドワークス連日急伸、引き続き政府のフリーランス支援策など材料視
- 2017/3/15 11:27
- 株式投資ニュース
■主力株が重いため裏返し的に材料株物色が活発化し注目度上乗せ
クラウドワークス<3900>(東マ)は15日の前場、連日の大幅高となり、一時15%高の1048円(134円高)まで上げて2016年11月以来の4ケタ(1000円)回復となった。ネットを介して仕事の受発注などを行うサイトを運営し、14日、政府がフリーランスで働く人を支援する目的で「失業や出産の際に所得補償を受け取れる団体保険の創設を提言する」(日本経済新聞14日付け朝刊)と伝えられたことなどが好感されてストップ高。引き続き、同社の事業にとって追い風になるとの見方が衰えないようだ。
全体相場を見ると主力株が重いため、裏返し的に材料株物色が活発化し、注目度が一段と強まっている様子もある。注目ていることも寄与しているようだ。当面の業績は赤字が続く見通しのためPERでは買えないが、2月以降は持ち直す動きを見せているため業績動向は織り込み済みとの見方がある。テクニカル的には1200円どころまで上値が見込めるとの見方もある。(HC)