【株式市場】円高の再燃など影響し日経平均は朝方に105円安となったが新規上場株など強い

株式

◆日経平均の前引けは1万9551円72銭(57円78銭安)、TOPIXは1569.22ポイント(5.68ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億5698万株

 15日(水)前場の東京株式市場は、米国の利上げが日本時間の本日夜にも発表される可能性があり、円高が再燃したことなどが影響し、日経平均は81円安で始まったあと9時20分頃に105円76銭安(1万9503円74銭)まで下押した。その後は持ち直し、前引けは57円78銭安(1万9551円72銭)となった。東証マザーズ指数や日経JASDAQ平均も安い。

 三菱重工業<7011>(東1)が昨日に続いて造船事業の合理化観測や米国の原発関連の和解などが好感されて上値を追い、アミューズ<4301>(東1)は業績予想の増額などが好感されて急伸。クラウドワークス<3900>(東マ)は引き続き政府のフリーランス支援策など材料視などで大幅続伸。山王<3441>(JQS)は業績予想の増額などが好感されてストップ高。

 15日、新規上場となったファイズ<9325>(東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格1250円を70%上回る2132円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は7億5698万株、売買代金は7256億円。1部上場2004銘柄のうち、値上がり銘柄数は420銘柄、値下がり銘柄数は1408銘柄となった。(HC)

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