上場2日目のファイズは公開価格の2.8倍、今日も買い気配が続く(9時50分時現在)

株式市場 IPO 鐘

■ネット通販品を扱う物流センターの業務一括請負で急成長

 上場2日目のファイズ<9325>(東マ・売買単位100株)は16日も買い気配をセリ上げる始まりとなり、9時50分にかけては公開価格1250円の2.8倍の3455円で買い気配となっている。まだ初値はついていない。

 EC(電子商取引)サイトやネット通販の物品を扱う物流センターでの梱包、配送などの業務一括請負が主事業。会社発表の2017年3月期の業績見通し(個別)は、売上高が前期比46.7%増の51億2500万円、営業利益は同2.6倍の2億9800万円、純利益は同3.8倍の1億8000万円、1株利益は83円97銭。

 公開価格はPER14.8倍になり、たとえば製造業向けの業務一括請負を行う平山ホールディングス(7781)のPER16倍前後などが参考にされている。(HC)

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