コマツが4年ぶりに3000円台回復、米・中の景気回復感など期待

株式市場 銘柄

■当面は「為替ばなれ」「日経平均ばなれ」の相場が続くとの見方も

 コマツ<6301>(東1)は16日、10時50分にかけて3017.0円(92.5円高)まで上げ、2013年5月以来4年ぶりの3000円台回復となった。米国が利上げに踏み切ったことで当面の様子見要因が消え、あらためて米トランプ大統領の大規模インフラ投資政策などに期待する相場が強まったとの見方が出ている。また、中国の経済指標が平気の持ち直しを示してきたとの見方もあり、建機株に注目を強める動きもあるようだ。

 為替が円高基調にもかかわらず強いため、当面は「為替ばなれ」の相場が続くとみて注目する様子もある。また、日経平均が横ばい基調に転じた2016年12月以降も一時期を除いて上値を追うジリ高基調のため、「日経平均ばなれ」してきたとの見方もある。(HC)

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