エイチームは年初来の高値を連日更新、大幅増益基調などに評価続く

株式市場 銘柄

■オンラインゲームの世界累計ダウンロード数なども材料視

 オンラインゲーム開発などのエイチーム<3662>(東1)は16日、一段高となって7%高の2589円(177円高)まで上げ、年初来の高値を連日更新。11時を回っては、東証1部銘柄の値上がり率5位前後に入る場面があった。3月10日に第2四半期決算を発表し、13日にはオンラインゲーム「ヴァルキリーコネクト」が全世界累計700万ダウンロード突破と発表。期待が強まっている。

 第2四半期決算(2016年8月~17年1月、連結)は売上高が前年同期比52%増加し、営業利益も同54%増加するなど好調だった。7月通期の見通しは据え置き、営業利益は前期比49%の増加、純利益は同66%の増加を見込む。PERは20倍台前半のため、グリー(3632)やガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)のPER10倍台との比べると割高だが、大幅な増収増益基調のため受け止め方が異なるとの声がある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る