【業績でみる株価】三精テクノロジーズは業績予想と配当予想の増額修正を好感し急伸
- 2017/3/17 09:32
- 業績でみる株価
三精テクノロジーズ<6357>(東2)は17日、126円高(13.89%高)の1033円まで上げて急伸している。遊戯機械や舞台機構などを手掛けている。3月16日、17年3月期連結業績予想と配当予想の増額修正を発表した。
株価は07年来の高値水準となる2月の1046円から利益確定売りで一旦反落したが、900円近辺で推移して自律調整一巡感を強め、本日17日は126円高(13.89%高)の1033円まで上げて急伸している。増額修正を評価してさらに上値を試す展開が期待される。
17年3月期通期の連結業績予想について、売上高を35億円増額して16年3月期比18.8%増の285億円、営業利益を7億50百万円増額して同44.1%増の30億円、経常利益を7億50百万円増額して同39.4%増の31億円、純利益を4億50百万円増額して同47.2%増の19億円とした。
遊戯機械事業において工事が前倒しで進捗し、舞台改装案件の工事も順調に完工している。大幅増収増益見込みとなった。
配当予想については、期末5円増額して年間25円(第2四半期末10円、期末15円)とした。16年3月期の年間17円(第2四半期末7円、期末10円)との比較では8円増配となる。(MM)