フォーカスシステムズは業績予想の修正を発表

■通期の売上高は前回発表予想を上回る見込み

 フォーカスシステムズ<4662>(東1)は17日引け後、業績予想の修正を発表した。

 17年3月期業績予想は、売上高は前回予想を8億60百万円上回る178億60百万円(前回予想比5.0%増)、営業利益は1億15百万円下回る6億85百万円(同14.3%減)、経常利益は1億05百万円下回る6億65百万円(同13.6%減)、純利益は10百万円上回る5億円(同2.0%増)を見込む。

 売上高に関しては、企業のIT投資が堅調に増加していることから、各セグメントの受注が好調であり、通期の売上高は前回発表予想を上回る見込み。

 利益面は、情報セキュリティ機器関連事業は好調であるものの、公共関連事業、 民間関連事業の開発部門で、人材確保が厳しく、外注費が増加している。特に公共関連事業の一部で発生した進捗遅れによるコスト増大により、当初計画を下回る見込みとなった。純利益は、投資有価証券の売却等による特別利益により、当初計画を上回る見込み。

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