ベステラの今18年1月期業績予想は大幅増収増益を見込む

■高度経済成長期に建造された設備の解体、更新時期が到来

 プラント解体のベステラ<1433>(東マ)の今18年1月期業績予想は、大幅増収増益を見込む。

 今18年1月期業績予想は、前期から繰り越された工事の収益が計上されることから、売上高57億円(前期比36.3%増)、営業利益5億64百万円(同41.9%増)、経常利益5億33百万円(同31.8%増)、純利益3億60百万円(同32.8%増)を見込む。

 同社が得意とするプラント解体事業は、高度経済成長期に建造された設備が、物理的な老朽化に加え、経済的陳腐化等の理由により解体、更新時期が到来していることから、今後、需要が拡大するものと予想されている。

 プラント解体事業では、同社は実績に加え、特許を持っていることから、JFEグループを始めとして、新日鉄住金グループ、戸田建設、東京エネシス、IHIグループ等の大企業を主要顧客としている。

 なお、17年1月期の決算発表とともに、中期経営計画も発表している。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る