任天堂は戻り高値、「先行配信」など好感され円高でも強いため見直す様子

株式市場 銘柄

■「モンスターハンターダブルクロス」のコラボコンテンツ先行配信と発表

 任天堂<7974>(東1)は21日、続伸の始まりとなり、取引開始後に2万6410円(830円高)をつけて2016年12月以来の2万6000円台を回復し、戻り高値に進んだ。買い材料としては、18日付で「『モンスターハンターダブルクロス』に「ファイアーエムブレム」や「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」のコラボコンテンツ登場! セブンスポットで先行配信!」と発表したことが言われ、先に材料視された家庭用ゲーム機の新製品「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」とともに期待材料視されている。

 同社は総売上高の7割を海外が占め、為替の円安が追い風になる銘柄として知られている。しかし、今朝は「G20」(20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議)を受けて円高が進み、早朝の円ドル相場が1ドル112円台に入ったにもかかわらず株価が強い。こうした点を見直す様子がある。(HC)

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