【銘柄フラッシュ】澤藤電機が連日急伸し「一風堂」の力の源HDなど直近上場銘柄に高値更新が続出
- 2017/3/23 17:16
- 株式投資ニュース
23日は、最近上場した銘柄の中に上場来の高値更新が続出し、上場3日目となったラーメン「一風堂」チェーンなどを展開する力の源ホールディングス<3561>(東マ)が後場の取引開始後にストップ高の19.0%高に達し、公開価格600円の5倍を超える3130円となって上場来の高値。上場4日目のジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>(東マ)は14.4%高、上場5日目のうるる<3979>(東マ)は10.7%高、上場6日目のファイズ<9325>(東マ)は一時16.7%高まで上げ、各々上場来の高値を更新した。
澤藤電機<6901>(東1)は岐阜大学と画期的な水素発生装置の開発が言われて2日連続ストップ高の23.7%高となり、2比続けて東証1部銘柄の値上がり率1位。新川<6274>(東1)は来期・2018年3月期の大幅増益観測報道が注目されて11.8%高と大きく出直り東証1部銘柄の値上がり率2位。ダイキアクシス<4245>(東1)は3月15日から連騰となり、14日に定款の一部変更を発表したため、これが材料とされて次第に上げ幅を広げるように本日は11.7%高と騰勢を拡大し東証1部銘柄の値上がり率3位になった。
マクロミル<3978>(東1)は22日に3年ぶりの再上場となり、初日の高値は抜けなかったが終値ベースでは7.4%高となり売り物をこなしている状態との見方。メディカル・データビジョン<3902>(東1)は好業績のため買い安心感があり、医療ビッグデータ関連サービスの将来性などに期待が再燃とされて6.4%高と上場来の高値。東芝<<6502>(東1)は分離新会社を予定する半導体事業の「東芝メモリ」に上場観測があるとされて売却額拡大の期待が再燃し、一時9.2%高まで上げて大引けも6.9%高。
インタートレード<3747>(東2)は東京女子医大などとの「IT-はなびらたけプロジェクト」の研究成果発表などが好感されてストップ高の26.5%高。フルテック<6546>(東2)は上場2日目になり初日の高値は抜けなかったが終値ベースで15.2%高となり売り物をこなして強い展開との見方。ヱスビー食品<2805>(東2)は今年も年に2度の株主優待の季節が到来(毎年3月末、9月末の100株以上株主に1500円相当の同社製品詰め合わせ)とされて4.2%高となり上場来の高値。
インターネットインフィニティー<6545>(東マ)は上場2日目になり初日の高値は抜けなかったが終値ベースで15.7%高となり売り物をこなして強い展開との見方。アクアライン<6173>(東マ)は広島ガス<9535>(東1)と水回りの緊急修理などを行うことが好感され14.3%高。
ケアサービス<2425>(JQS)は引き続き中国で訪問入浴の合弁事業開始が好感されて3日連続ストップ高の29.9%高。共同ピーアール<2436>(JQS)は6日続伸の10.8%高となり「四季報」最新号の発売から動意が強まる形になった。