【注目銘柄】トリケミカル研究所は上場来高値更新の展開、18年1月期大幅増収増益予想

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 トリケミカル研究所<4369>(JQ)に注目したい。半導体製造用の高純度化学化合物メーカーである。18年1月期連結業績は大幅増益予想である。株価はモミ合いから上放れて上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

 3月15日発表した17年1月期連結業績は、16年1月期比10.4%増収、同35.4%営業増益、同40.7%経常増益、同62.1%最終増益だった。太陽電池用は低調だが、台湾向け半導体製造用材料の好調が牽引して売上高、利益とも過去最高だった。

 18年1月期連結業績予想は売上高が17年1月期比13.7%増の62億20百万円、営業利益が同59.7%増の15億60百万円、経常利益が同57.9%増の15億40百万円、純利益が同36.8%増の10億50百万円としている。引き続き半導体製造用材料が好調に推移する見込みだ。

 また中期経営計画では、目標値に20年1月期売上高76億70百万円、営業利益21億30百万円、経常利益21億10百万円、純利益14億60百万円を掲げている。

 株価は18年1月期大幅増収増益予想を好感し、2200円~2500円近辺でのモミ合いから上放れて上場来高値更新の展開だ。本日3月24日は2924円まで上伸している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなり、2500円近辺のフシを突破した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

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