【銘柄フラッシュ】ケアサービスなど急伸し東芝は投資ファンド思惑材料に一時10%高
- 2017/3/24 16:55
- 株式投資ニュース
24日は、東芝<6502>(東1)が旧・村上ファンドの系統を引くとされる投資ファンドのエフィッシモ・キャピタル・マネージメントによる大量保有が判明し他ことなどが言われて一時10.0%高の急伸となり大引けも7.6%高。筆頭株主になったのではとの推測が。
日本エアーテック<6291>(東1)は抗がん剤を調合する際の飛散などによる被害を無害化する作業台を開発と伝えられ、突然急伸しストップ高の21.3%高となり東証1部の値上がり率1位。澤藤電機<6901>(東1)は岐阜大学と画期的な水素発生装置の開発が言われ、3日連続ストップ高の19.2%高となり東証1部の値上がり率2位。TASAKI<7968>(東1)は13時30分頃にMBOの観測報道が伝えられて急動意となり一時売買停止のあと一気にストップ高の11.9%高に達し東証1部の値上がり率3位。
24日は2銘柄が新規上場となり、ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ・売買単位100株)は9時32分に公開価格185円を26%上回る234円で売買が成立し初値がついた。高値は11時頃の279円で、大引けも272円。
もう1銘柄、オロ<3983>(東マ)・売買単位100株)は前場買い気配のまま初値がつかず、後場、公開価格2070円の2.3倍の4750円で初値がついた。高値は14時頃の4825円、終値は4390円。
ケミプロ化成<4960>(東2)は有機EL技術などで「5G」(第5世代移動通信システム)関連株人気とされて9.7%高となり2日ぶりに2007年以来の高値。アドテックプラズマテクノロジー<6668>(東2)は2月締めの第2四半期決算に期待とされて出直りを強める波動になり8.0%高。神島化学工業<4026>(東2)は3月期末配当の増配を発表済みで楽しみがあり、マグネシウム電池関連株の物色人気に期待との見方もあって高値に接近の5.2%高。
アスカネット<2438>(東マ)は空中結像を可能にする「AIプレート」(海外展開ブランド名は「ASKA3D」)への期待が再燃とされて17.3%高となり昨年来の高値。リミックスポイント<3825>(東マ)は仮想通貨に関する内閣府令などが4月1日施行のため仮想通貨事業の外車ビットポイントジャパンに期待とされて11.3%高。上場4日目となったラーメンチェーン「一風堂」の力の源ホールディングス<3561>(東マ)は一時16.8%高となり連日急伸し公開価格の6倍になったが大引けは2.2%高。
ケアサービス<2425>(JQS)は中国での日本式介護の拡大が好感され4日連続ストップ高の23.0%高。フジタコーポレーション<3370>(JQS)は北海道新幹線が開業1周年を過ぎても好調とされ、訪日外国人観光客による追い風も期待とされてストップ高の17.5%高。ウィルプラス<3538>(JQS)は3月末の株主を対象に1対2の株式分割を発表済みのため期待強まり9.8%高と上場来の高値に進んだ。