ベスト電器は17年2月期業績予想の修正を発表

■売上高は前回予想を下回るものの、利益面では上方修正となる

 ベスト電器<8175>(東1)は、17年2月期業績予想の修正を発表した。

 同社は、次期の業績の見通し等を踏まえ、繰り延べ税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、回収可能性が見込まれる部分について繰延税金資産を計上する見込み。

 17年2月期業績予想の売上高は前回予想を24億72百万円下回る1595億27百万円(前回予想比1.5%減)、営業利益は80百万円上回る30億80百万円(同2.7%増)、経常利益は2億円上回る37億円(同5.7%増)、純利益は13億49百万円上回る38億49百万円(同54.0%増)と売上高は前回予想を下回るものの、利益面では上方修正となった。

 16年2月期比では、売上高6.5%減、営業利益48.7%増、経常利益42.9%増、純利益127.2%増となる。

 売上高については、市況の悪化により下方修正を見込む。

 しかし、利益面については売上総利益率の改善、販管費の抑制により増益となった。最終利益は繰延税金資産計上に伴う法人税等調整額の計上により前回発表予想を大幅に上回る見込み。

最終利益の大幅増益により、一株当たり純利益は前期の9円95銭から22円60銭を見込む。

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