GMBは今期通期連結業績予想の修正を発表

■不採算取引の見直しやコスト削減努力に加え、前半の円高による国内輸入コストの減少の影響により大幅増益を見込む

 GMB<7214>(東1)は24日、今期通期連結業績予想の修正を発表した。

 今17年3月期連結業績予想の売上高は前回予想を18億円下回る652億円(前回予想比2.7%減)、営業利益は6億50百万円上回る26億50百万円(同32.5%増)、経常利益は9億円上回る24億円(同60.0%増)、純利益は5億円上回る12億円(同71.4%増)と売上高は当初予想を下回るものの、利益面では当初予想を大幅に上回る見込み。

 前期の最終利益は16億97百万円の赤字であったので、今期は大幅増益で黒字転換を見込む。

 修正の理由は、売上高は、日本から海外へ輸出する補修用部品の販売低迷や中国国内の新車用部品の販売が伸び悩んだことなどにより前回予想を下回る見込み。

 営業利益は、不採算取引の見直しやコスト削減努力に加え、前半の円高による国内輸入コストの減少の影響などにより、前回予想を上回る見込み。さらに、貸倒引当金戻入などの営業外収益が想定以上となったことや、税金費用も想定以下となったことなどから、経常・純利益も、前回予想を上回る見込み。

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