ベスト電器は昨年来の高値、繰延税金資産などで予想1株利益が増える
- 2017/3/27 09:21
- 株式投資ニュース
■売上総利益率の改善なども進み2月決算の利益見通しを増額
ベスト電器<8175>(東1)は27日、急伸の始まりとなり、取引開始後に11%高の166円(16円高)をつけて約3ヵ月ぶりに昨年来の高値を更新した。24日の取引終了後、前期・2017年2月期の連結業績の見通しを修正し、繰延税金資産の計上により純利益を従来予想比54%引き上げたことなどが好感されている。
売上高の見通しは従来予想を1.5%減額したが、売上総利益率の改善などにより、営業利益は同2.7%増額し、経常利益は同5.7%増額した。増額後の予想1株利益は22円60銭としたため、株価はPER7倍台に過ぎなくなり割安感が増幅した。(HC)