科研製薬は17年3月期の連結利益予想を上方修正

 科研製薬<4521>(東1)は28日に、17年3月期連結利益予想の上方修正を発表した。

 前回予想に対して営業利益は17億円上回る306億円(前期比12.9%減)、経常利益は18億円上回る309億円(同12.6%減)、純利益は10億円上回る218億円(同3.1%増)になる見通しとなった。

 売上高は薬価改定の影響や爪白癬治療剤「クレナフィン」の海外導出先からの収入の減少等により、48億円下回り1013億円(同7.7%減)となるものの、利益面では、研究開発費の一部が来期へずれ込む見込みのため、予想を上回る見通しとしている。

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