【株式市場】NYダウは9日ぶりに高いが日経平均は小動きで好業績株や新規上場株が活況高

株式

◆日経平均の前引けは1万9197円35銭(5円52銭安)、TOPIXは1541.96ポイント(2.87ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億4306万株

チャート5 29日(水)前場の東京株式市場は、NYダウが9日ぶりに高くなったことなどが好感された半面、円相場が強含んだため様子見気分があり、自動車株などが朝から軟調に推移。ニトリホールディングス<9843>(東1)は30期連続の増収増益などが好感されて上場来の高値に進んだが、日経平均は朝方の48円43銭高(1万9251円30銭)を上値に一進一退となり、前引けは5円52銭安(1万9197円35銭)となった。主な株価指数の中では東証マザーズ指数が高い。

 関西電力<9503>(東1)が大阪高裁による高浜原発3、4号機の再稼働容認と伝えられて活況高となり、日本コロムビア<6791>(東1)は筆頭株主フェイス<4295>(東1)による完全子会社化発表を受けて高い。農業総合研究所<3541>(東マ)はJA全農が農産物の直接販売を増やすと伝えられて活況高。上場2日目のNo.1<3562>(JQS・売買単位100株)は一時上場来の高値。

 29日新規上場となったオークネット<3964>(東1・売買単位100株)は9時36分に公開価格を18%上回る1300円で初値がつき、あと1319円まで上げて前引けは1242円。

 東証1部の出来高概算は9億4306万株、売買代金は1兆1081億円。1部上場2010銘柄のうち、値上がり銘柄数は600銘柄、値下がり銘柄数は1309銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る