ユーザーローカルは上場2日目も買い気配のまま公開価格の2.8倍(9時40分)

株式市場 IPO 鐘

■ビッグデータ解析製品や人工知能・機械学習分野に関連する事業を展開

 東証マザーズ市場に30日上場したユーザーローカル<3984>(東マ・売買単位100株)は31日も気配値をセリ上げる展開になり、9時40分には公開価格の2.8倍の8130円の買い気配となっている。昨日からまだ初値はついていない。

 ビッグデータ解析製品や人工知能・機械学習分野に関連する事業を展開し、ヒートマップ解析ツール「User Insight」はすでに国内700社が採用している。会社発表の2017年6月期の業績見通し(個別)は、売上高が前期比19.3%増の9億3500万円、営業利益は同15.7%増の3億7800万円、純利益は同20.4%増の2億4200万円、予想1株利益は69円84銭。

 公開価格でのPERは42.1倍になり、たとえばブレインパッド(3655)のPER48倍などが比較対象になる。(HC)

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