タクマは約1年ぶりに1100円台を回復、目標株価やバイオマス設備受注など好感

株式市場 銘柄

■数年来の上値抵抗ゾーンを抜いてくるようなら妙味強まるとの見方

 タクマ<6013>(東1)は31日、大幅反発となって13時過ぎには8%高の1100円(77円高)前後で推移し、2016年3月以来、約1年ぶりの1100円台回復となった。直接的な買い材料としては、東海東京調査センターが目標株価を引き上げ、1020円から1300円に見直したと伝えられたほか、30日付で、秋田グリーン電力株式会社向けバイオマス発電設備の受注を発表したことなどが期待材料視されている。

 また、脱硫プラントの大手でもあり、30日付の日本経済新聞が韓国毎日経済新聞の報道として「ソウルの空、北京より汚染―中国からの粉じん停滞」などと伝えたことを連想材料に注目する動きもある。

 ここ数年、株価は2014年1月の1119円、16年3月の1114円などが高値になっているため、この上値抵抗ゾーンを抜いてくるようならテクニカル妙味が強まるようだ。(HC)

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