【引け後のリリース】富士重工がジュネーブ国際モーターショーの展示車を公開

■欧州初公開の「レヴォーグ」などで運転支援システム「アイサイト」の認知も図る

引け後のリリース、明日の1本 富士重工業<7270>(東1)は6日、スイスで3月に開催予定の「ジュネーブ国際モーターショー」(第85回、3月3日~4日プレスデー、3月5日~15日一般公開)に運転支援システム「アイサイト」を搭載した新型「アウトバック」と、欧州初公開となる「レヴォーグ」などを出展すると発表した。

発表によると、新型アウトバック(欧州仕様車)は誕生以来、乗用車の快適性、SUVの走破性、ステーションワゴンの積載性を併せ持つ、独自のコンセプトを具現化した、スバルクロスオーバーモデルの最上級車種。運転支援システム「アイサイト」の搭載を含めたあらゆる進化を盛り込んだ新型アウトバックは、欧州各国の交通関連当局などで構成された独立機関が行う安全性能評価「ユーロNCAP」における最新の安全性能総合評価でも最高評価を獲得している。

また、欧州で初公開となるレヴォーグ(欧州仕様車)は、スバルが長年培ってきた「安心で愉しい」クルマづくりのノウハウと最新技術を注ぎ込むことで、新世代のスバルを具現化した新型スポーツツアラーで、昨年の日本市場導入に続く、2015年中の欧州市場での導入に先駆けて、ジュネーブ国際モーターショーにて欧州仕様車を初公開する。

富士重工の株価は昨年12月に4617.0円まで上げ、配当の権利など調整後の上場来高値に進み、その後の下げが浅いまま本日の終値は3952.5円(57.5円安)となった。第3四半期決算は2月4日に発表し、通期の見通しを増額修正。市場の受け止め方はもの足りなさがあったようで株価は軟調だが、通期見通しを慎重に見ているとの受け止め方も少なくなく、この場合は時間を置いても業績上ぶれ期待の相場が再燃すると思われる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る