シャープが3年10ヵ月ぶり高値、東証1部への復帰期待や米子会社の訴訟解決など好感

株式市場 銘柄

■当面は東芝との比較で好投資対象との見方も

 シャープ<6753>(東2)は3日の後場4.5%高の491円(21円高)で始まり、前場の504円高(34円高)に続いて2013年7月以来3年10ヵ月ぶりの高値に進んでいる。直近の手掛かり材料としては、31日付で、米国子会社のうち1社が関連していた訴訟が相手方の取り下げにより解決したと発表したことがあるが、東芝<6502>(東1)との比較で「当面は買い妙味がある」(市場関係者)と注目する動きがある。

 底流には、2017年中には東証1部に復帰するとの期待がある。このところは3月24日から終値で下げた日がなく、一部には、今年前半にも東証1部への復帰を期待して臨む向きもあるようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1.  暖房機器、除雪商品などを展開し割安放置が目立つセクターにホームセンター株がある。PBRが1倍を割…
  2. ■背広の売れ行きが映す街角の景気シグナル  街角の景気実感を分析し、景気実態を明らかにする経済指標…
  3. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  4. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る