ミロクが約10年ぶりの高値、猟銃の大手で大幅増益に加え「銃剣道」の連想買いも
- 2017/4/4 11:15
- 株式投資ニュース
■第1四半期の営業利益が前年同期の2.2倍になり値動きの軽さ注目
猟銃などのミロク<7983>(東2)は4日、大幅続伸となり、朝方に11%高の497円(48円高)まで上げて2007年以来約10年ぶりの高値に進んだ。11時にかけても7%高(31円高)前後で推移し、東証2部銘柄の値上がり率2位に入っている。業績が大幅増益である上、3月下旬、中学校の保健体育の「武道」選択科目9種の中にライフル銃のような木製の銃で打突し合う「銃剣道」(じゅうけんどう)があると伝えられ、連想買いが強まったとの見方が出ている。
3月10日に第1四半期(2016年11月~17年1月)の業績を発表。営業利益が前年同期の2.2倍になるなどの大幅増益になり、株価は翌売買日からストップ高を交えて急伸した。PERは12倍前後、PBRは0.6倍台。業績面で買い安心感があり、値動きの軽さに注目した目先資金の流入も言われている。
なお、中学校の保健体育の「武道」選択科目9種は、柔道・剣道・弓道・なぎなた・銃剣道・相撲・空手道・合気道・少林寺拳法。(HC)