【新規上場(IPO)銘柄】ネットマーケティングはアフィリエイト広告や「Omiai」などメディア事業を展開、徐々に上値を試すか注目

株式市場 IPO 鐘

 ネットマーケティング<6175>(JQS)は、3月31日に東京証券取引所JASDAQに上場した。同社は、主力の成功報酬型のアフィリエイト広告の戦略立案のほか、交流サイト(SNS)のフェイスブックを使う恋愛仲介サービス「Omiai」、転職仲介サービス「Switch.」を手掛けている。

 広告事業では、次世代型のアフィリエイト支援ソリューションシステムがWebメディア・メールメディア・モバイルメディア全てに対応している。媒体・ASP・アドネットワークにおけるキャンペーン管理・入稿設定・効果測定を一本化して運用工数を削減でき、提携ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)の数は業界トップクラスを誇っている。メディア事業では、Omiaiは、Facebookを利用した「安心」「安全」な会員制マッチングシステムで、高い写真掲載率を担保。免許証・パスポートなどによる厳格な年齢確認を義務付け、365日24時間のカスタマーサポートなどで万全を期している。 Switch.は、Facebookを活用した簡単に始められる新感覚スカウト型転職アプリで、Web業界で注目を集める企業からの厳選された求人を多数掲載。誰にも知られることなく企業とのやり取りを可能としている。

 今2017年6月期第2四半期業績実績は、売上高46億4800万円、営業利益2億0600万円、経常利益2億0500万円、純利益1億3800万円に着地。

 今17年6月期業績予想は、売上高95億1500万円(前期比7.8%増)、営業利益3億8500万円(同41.0増)、経常利益3億6800万円(同34.2%増)、純利益2億5700万円(同15.6%増)を見込む。配当予想は無配を予定している。

 株価は、3月31日に公開価格1140円を36%上回る1552円で初値を付け、同日高値1667円と買われた後、4月5日安値1180円と下落し、モミ合っている。広告事業は現在40社程度の顧客だが、年3~4社増やす方針を好感し、公開価格を上回った。目先は公募株を取得した投資家による売りに押されているが、取得潜在クライアントとして60社ほどがリストに挙がっているほか、Omiaiの対象年齢を広げ、事業拡大につなげる計画で、成長が続く見通し。目先1200円割れが下値として意識された感があり、ここから徐々に上値を試す展開となるか注目したい。(株式評論家・信濃川)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  2. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  3. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  4. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…
  5. ■金融政策転換が映す相場の地殻変動、投資視点は次の段階へ  長期にわたり株式市場を押し上げてきた金…
  6. ■為替が握る業績相場の行方、円安継続が選別相場を加速  株式市場が金融環境主導の相場から業績重視の…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る