6日(金)のNYダウは5日ぶり反落も底堅い、強い米国景気に高値更新の可能性
- 2015/2/7 10:21
- 株式投資News
■NYダウ高値更新濃厚
2月6日(金)のNYダウは昨年12月の最高値挑戦場面があったが、終値では60ドル安の1万7824ドルと5日ぶりに反落した。
ただ、前日まで4日間で約720ドル上昇したことに比べると60ドル安は小さい下げ幅とみることができる。
強い背景には、米国景気の強さがある。6日発表された最新の1月分雇用統計では新規雇用者数が25.7万人増加(12月は25.2万人増加)した。これで、20万人を超える増加は昨年3月から11カ月連続、米国経済の力強さを現している。
6日は原油相場が、好調景気を背景に51ドル台まで上伸した。
ただ、1ドル=119円台へドル高となるなど、強い経済への評価でドルが各国通貨に対し高くなったことから、輸出採算の悪化を嫌ってNYダウが下げたといえる。
もっとも、6日の下げは短期急伸に対する休養的な色合いも強く、週明けは切り返して高値更新の可能性もありそうだ。