【銘柄フラッシュ】石川製作所などの防衛関連株が活況高となり新規上場のテモナは買い気配のまま初値つかず
- 2017/4/6 17:05
- 株式投資ニュース
6日は、防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)が北朝鮮のミサイル発射を受けた米中首脳会談の推移に対する思惑からストップ高の15.2%高となり東証1部の値上がり率1位。TOKYOBASE(トウキョウベース)<3415>(東1)は業績が好調で、SMBC日興証券が目標株価4100円で新規投資判断を開始と伝えられて9.8%高となり東証1部の値上がり率2位。豊和工業<6203>(東1)も防衛関連株人気に乗り6.4%高で東証1部の値上がり率3位。
6日新規上場となったテモナ<3985>(東マ・売買単位100株)はソフトウェア開発や電子商取引(EC)支援サービスサイト「たまごリピート」の運営などを行い、公開価格2550円の2.3倍の5870円の買い気配。初値は持ち越した。
アスクル<2678>(東1)は5日発表の四半期決算でネット通販の首都圏物流センターの火災事故による特損を計上したため出尽し感が強まり5.6%高と出直りを拡大。グリー<3632>(東1)は後場伸び悩んだもののSMBC日興証券による目標株価の引き上げが言われて3.2%高と年初来の高値を更新。
北日本紡績<3409>(東2)は防護服素材などを手がけるためシリアで発生した化学兵器とみられる爆発事件と北朝鮮のミサイル発射から連想を広げると注目余地ありとされて急伸し13.1%高。日本アビオニクス<6946>(東2)は防衛関連株人気に乗り5.7%高。
アイリッジ<3917>(東マ)は4月末の株式2分割などが好感されて5.5%高となり東証マザーズ銘柄の値上がり率1位。ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>(東マ)は2016年末までの直近5年間は新規保守契約が毎年約3000台のペースで増加とあり見直し再燃とされて5.2%高。そーせいグループ<4565>(東マ)は技術契約収入などが好感されて4.8%高と出直り拡大。
ネットマーケティング<6175>(JQS)は上場5日目になり割安感などが言われて12.0%高と大きく反発。ぱど<4833>(JQS)は個別指導トレーニングジムのRIZAP(ライザップ)グループ<2928>(札幌A)との提携を蒸し返ス形で思惑が再燃し9.0%高。重松製作所<7980>(東JQS)はシリアでの化学兵器とみられる爆発事件と北朝鮮のミサイル発射を結びつけて連想する動きがあり8.1%高となった。(HC)