【株式市場】米国のシリア攻撃報道で一時下げるが後場は持ち直し日経平均は反発

株式

◆日経平均の終値は1万8664円63銭(67円57銭高)、TOPIXは1489.77ポイント(9.59ポイント高)、出来高概算(東証1部)は24億145万株

チャート3 7日後場の東京株式市場は、株価指数の先物が持ち直して始まり、午前中に伝えられた米国によるシリア攻撃報道後の下値を割る様子がないため徐々に安心感が広がり、日経平均は再び堅調相場に転じて14時30分頃には164円06銭(1万8761円12銭)まで上げる場面があった。昨日の264円安から反発。東証2部指数は小安いが、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、海外情勢に左右されにくい銘柄として花王<4452>(東1)が次第に上値を追い、連続最高益のニトリホールディングス<9843>(東1)も一段ジリ高となって連日高値。ミクシィ<2121>(東マ)はチケット転売サイト好調などが言われて高値を更新。遠州トラック<9057>(JQS)はヤマト運輸がアマゾンのネット通販当日配送サービスをやめる方針と伝えられて漁夫の利の思惑が広がりストップ高。

 上場2日目のテモナ<3985>(東マ・売買単位100株)は10時10分に公開価格2550円の3.2倍の8050円で初値が付き、高値は前場の8480円、大引けは7800円。

 東証1部の出来高概算は24億145万株(前引けは12億9360万株)、売買代金は2兆7655億円(同1兆3937億円)。1部上場2013銘柄のうち、値上がり銘柄数は1475(同1141)銘柄、値下がり銘柄数は430(同720)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは22業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、石油・石炭、小売り、その他金融、不動産、繊維製品、海運、パルプ・紙、証券・商品先物、建設、食料品、陸運、化学、などとなった。(HC)

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