防衛関連株の活況続き日本アビオニクスは2年半ぶりの高値

防衛 自衛隊

■先行高の石川製作所などに続き出遅れ株にも物色が波及か

 日本アビオニクス<6946>(東2)は10日の後場一段高となり、14時を過ぎて27%高の330円(70円高)まで上げて2014年以来約2年半ぶりの高値に進み、東証2部の値上がり率1位に進んでいる。防衛省向けの売り上げ比率が4割とあって、米空母部隊による対北朝鮮行動が思惑を呼ぶ相場になった。

 防衛関連株の中では石川製作所<6208>(東1)細谷火工<4274>(JQS)などが先行高しており、アビオニクスは出遅れの印象があったが、PERは4倍台にすぎないことなどが言われている。ここに来て注目する動きが出てきたようだ。重工銘柄の中ではIHI<7013>(東1)が先行高しており、豊和工業<6203>(東1)東京計器<7721>(東1)日本製鋼所<5631>(東1)理経<8226>(東2)重松製作所<7980>(JQS)興研<7963>(JQS)なども防衛関連株として注目されている。(HC)

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