【株式市場】引き続き北朝鮮の動向などに不透明感があり日経平均は一時136円安だが材料株は強い

株式

◆日経平均の終値は1万8747円87銭(50円01銭安)、TOPIXは1495.10ポイント(4.55ポイント安)、出来高概算(東証1部)は16億9117万株

チャート9 11日後場の東京株式市場は、日経平均への影響度の大きいソフトバンク<9984>(東1)などが前場の安値を割らずに底堅かったものの、引き続き北朝鮮の動向などに不透明感があり、株価指数の先物が売られる場面があり、日経平均は13時30分にかけて前場の安値を割り込み136円02銭安(1万8661円86銭)まで下押した。昨日までの2日続伸から反落した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均もそろって安い。

 後場は、防衛関連株に売りが出たようで石川製作所<6208>(東1)が騰勢一服模様になり、ストップ高に張り付いていた細谷火工<4274>(JQS)も一時乱高下する場面があった。メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)は株式分割が好感されて本日の高値圏で推移し、ラ・アトレ<8885>(JQG)は中期計画への期待などがあり出直り拡大。イグニス<3689>(東マ)は子会社が配信するスマートフォンゲームのコラボレーションなどが言われて後場一段ジリ高。

 東証1部の出来高概算は16億9117万株(前引けは8億4131万株)、売買代金は1兆8634億円(同8461億円)。1部上場2013銘柄のうち、値上がり銘柄数は504(同561)銘柄、値下がり銘柄数は1384(同1324)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした10業種(前引けは業種は5業種)にとどまり、不動産、保険、、陸運、小売り、鉄鋼、水産・農林、などが高い。

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