【銘柄フラッシュ】サイバーステップが急伸し細谷火工などの防衛関連株は連日急伸だが後場は売りも出る
- 2017/4/11 17:08
- 株式投資ニュース
11日は、新日本無線<6911>(東1)が10日の夕方に発表した業績予想の増額修正を材料に大幅続伸し、一時13.8%高と2016年1月以来の500円台に乗り大引けも10.4%高で東証1部の値上がり率1位。石川製作所<6208>(東1)は防衛関連株の人気に乗って9.3%高となり東証1部の値上がり率2位。一時17.9%高まで上げて年初来の高値を6日連続更新したが後場は売買交錯。兼松サステック<7961>(東1)は高性能の防犯監視カメラや業績拡大などが材料視されて7.6%高となり東証1部の値上がり率3位となった。
川崎化成工業<4117>(東2)は横浜国大と共同でナフトキノン誘導体による次世代光増感剤を開発との化学工業日報の報道が注目されて26.2%高と急伸し2014年1月以来の高値。
サイバーステップ<3810>(東マ)は業績予想の増額幅が大きく2日連続ストップ高の28.1%高。グランディーズ<3261>(東マ)は正午前に株式分割と増配を発表し後場ストップ高の23.4%高。
日本サード・パーティ<2488>(JQS)は米パソコン大手デルの日本法人と包括提携に向けた協議を開始との発表が好感されてストップ高の18.7%高。細谷火工<4274>(JQS)は防衛関連株人気に乗り4日連続ストップ高の16.2%高となったが、後場は一時乱高下する場面があり、急伸開始から2倍になり利食いも出てきた様子。ラ・アトレ<8885>(JQG)は中期計画への期待などがあり一時10.7%高と大きく出直りを拡大した。(HC)