サッポロHDは軟調、プリン体ゼロでヒットした「極ZERO」巡る酒税訴訟を心配

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■自主納付した酒税約115億円が掛かるため注目集まる

 サッポロホールディングス<2501>(東1)は12日、軟調な始まりとなり、10時30分にかけては1%安の2940円(34円安)前後で小動きを続けている。11日午後、「酒税に係る取消請求訴訟の提起」を発表し、「第3のビール」の酒税に関する問題の長期化などを心配する様子がある。

 発表によると、サッポロビールは、プリン体ゼロなどの新機軸で2013年の発売後に大ヒットした「極ZERO」(ごくゼロ)に係る酒税について、税率適用区分を発泡性酒類の基本税率として、自主的に修正申告等を行ったが、その後、改めて、「リキュール(発泡性)①」の税率適用区分に該当すると判断して、所轄税務署長に対し更正の請求を行った。そして、これが棄却されたため、国税不服審判所長に対し、当該各通知処分に対する審査請求を行っていた。しかし、この請求も棄却する旨の裁決書を受領したため、取消しを求め、東京地方裁判所に訴訟を提起した。

 この間、同社は「第3のビール」に該当しない場合の用意として、約115億円を自主納付した。今回の訴訟でサッポロHD側の請求が認められれば、この自主納付分は返還されることになるようだ。(HC)

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